2015年10月21日水曜日

InDesignでトリミング画像をつくろう!【その10】


[グラバー]と[バウンディングボックス]

ジミー「ねえねえ!チップくん!よく見るとまだ余分な背景が残ってるよ!?」チップくん「うん、そうだね…もう少し画像のトリミングを調整しておこうか…!」
チップくん「まず[選択ツール]の矢印を[フレーム]に重ねてみよう!矢印を重ねるだけでいいよ!」ジミー「あれ? チップくん? 真ん中になんか白っぽい 円が出てきたよ?」
チップくん「真ん中の白い円が [グラバー]、オレンジの四角は[バウンディングボックス]だよ!」ジミー「へー![ハンドル]っていうのをドラッグすれば大きさを 自由に変えられるんだね!」
画像を配置した[フレーム]にマウスのポインターを重ねると中央に出てくる薄い円は[コンテンツグラバー]だよ!普通に選択するとフレームしか選べないんだけど、[コンテンツグラバー]をクリックすれば、フレーム内の画像を選択できるんだ! 

選択された画像の周りには、配置画像の選択範囲をあらわす[バウンディングボックス]が表示されるんだ![バウンディングボックス]の周りにある白抜きの四角形[ハンドル]をドラッグすれば画像の大きさを変形できるよ!
ちなみに、[ツール]パネルの白い矢印[ダイレクト選択ツール]で画像をクリックしても、同じようにフレーム内の画像だけを選択できるんだけど、[コンテンツグラバー]を利用するとツールを変更しなくても画像を編集できるからとっても便利なんだ!用途に合わせてツールを使い分けてみてね!



[更新履歴]
10/4…1コマ目を更新
10/8…2コマ目を更新
10/13…3 コマ目を更新
10/18…4 コマ目を更新
10/21…ポイントを更新

2015年9月20日日曜日

【ジミコラム】InDesignのコンテキストメニューを使おう!

前回紹介した右クリック(マウスの右側にあるボタンをクリックすること)で表示する「コンテキストメニュー」。Windowsユーザーにはおなじみの機能だけど、Macユーザーでは利用してない人も結構多いみたい。
Macの初期設定では右クリックがオフになってるからかな?

でもね、前回紹介した[オブジェクトサイズの調整]をはじめとして、InDesignの「コンテキストメニュー」にはよく使う機能が集まっているんだ。レイアウトする時にとっても便利だから、「コンテキストメニュー」を使ったことのないMacユーザーにもぜひ利用してみてほしいな!

チップくん「 InDesign CC2015の「コンテ キストメニュー」の表示例だね!よく使うコマンドがまとまってるよ!バージョンやツールでメニューの項目が変わるから試してみてね!」ジミー「色々あるね」


MacOSでは、「システム環境設定」のマウス設定で「副ボタン」をオンにすると、右クリックと「コンテキストメニュー」が使えるようになるよ!
またはキーボードの[control]キーを押しながら普通にマウスをクリックしても「コンテキストメニュー」を表示できるよ! 職場のセキュリティーなどの都合で、使っているMacの環境設定を自由に変えられない人にもオススメだよ!

システム環境設定を起動して[マウス]をクリック!表示された画面で「副ボタン」をオンにすると「コンテキストメニュー」を使えるようになるよ!

「コンテキストメニュー」はInDesign以外でも使えるとっても便利な機能だからぜひ試してみてね!

2015年9月18日金曜日

InDesignでトリミング画像をつくろう!【その9】


画像全体を表示してみよう!

チップくん「[フレーム]内の画像は今こんな感じの状態になってるんだよ」ジミー「そっか!![フレーム]で画像がトリミングされてるんだね!!」
ジミー「でも今のままだと商品もトリミングされてて全体の形が見えないね?」チップくん「 うん、そうだね。[フレーム]内に画像全体を表示してみよう!」
チップくん「[フレーム]を選択状態にしてから、右クリックでメニューを表示してみよう!メニューの中から[フレームに均等に流し込む]を選んでみて!」ジミー「え〜っと…こういうこと?」
ジミー「へ〜っ!商品の全体が見えるようになったね!」チップくん「[フレーム]に 合わせて自動的に縮小されたんだよ!」
InDesignでは画像を[フレーム]で扱うんだ。「[フレーム]の中に画像が入っている」と考えると分かりやすいかもしれないね!
本編で紹介したように[フレーム]に大きな画像を[配置]すると[フレーム]の範囲からはみ出してしまうことがあるよ!
[フレーム]からはみ出て見えなくなった部分は、画像の大きさを調整すれば表示できるようになるんだ。まずは[オブジェクトサイズの調整]で大きさを調整してみよう!



[オブジェトサイズの調整]は[オブジェクト]メニューからも利用できるんだけど、本編で紹介したように、マウスの右ボタンクリックで表示される「コンテキストメニュー」を使うと便利だよ!

今回紹介した[フレームに均等に流し込む]は、縦横比を保ったまま[フレーム]いっぱいに画像が収まるようサイズ調整をしてくれるんだよ!
図のように[フレームに均等に流し込む]は画像が少しトリミングされるよ!
画像全体を表示したい時は、[内容を縦横比に応じて合わせる]を選ぶと、[フレーム]内に画像全体を表示できるよ!


[オブジェクトの調整]には他にもメニューがあるからまた別の機会に紹介するよ!みんなも色々試してみてね!
次回は画像の大きさをもう少し細かく調整する方法を紹介するよ!

[更新履歴]
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