2017年4月25日火曜日

InDesignのページ機能を使ってみよう!【その6】

ページにまとめて適用しよう!

ジミー「あ、そっか!もしかして今回も[マスターページ]を使って画像のフレームをつくるの?」チップくん「そういうこと! じゃあさっそくやってみようか![ページ]パネルのメニューから「マスターページを適用」を選んでみて!」
ジミー「??なんか出てきたけど…さっきとやり方がちがくない?ドラッグしないの??」チップくん「今回は複数のページにまとめて適用したいんだよ。こんな感じで設定しよう!」
チップくん「設定してからOKをクリックすると…」ジミー「わわっ?!何コレ?!全部のページに画像が出てきたよ???」
チップくん「「マスターページを適用」を 使うと[マスターページ]や適用するページ指定を 一度に設定できるんだ。今回は適用するページを 「全ページ」にしたけれどこの図のように具体的なページの指定もできるよ!」

前回作った[マスターページ]を空白ページに適用しよう!
この前は[スプレッド]に直接[マスターページ]をドラッグして適用したんだけど、ページがたくさんある時は、いちいちドラッグしていたら大変だよね?
そんな時に便利なのが、[ページ]パネルのメニューにある「マスターページの適用」!
このメニューを使うと、複数の[スプレッド]にまとめて[マスターページ]を適用できるんだ!
次回は[マスターページ]の「編集機能」を中心に紹介するよ!


4/24……1コマ目と2コマ目を更新
4/28……3コマ目と4コマ目を更新

2017年4月17日月曜日

InDesignのページ機能を使ってみよう!【その5】

マスターページの役割

チップくん「うん、それに対して[マスターページ]は誌面に共通するアイテムを置いておくフォーマット用のスペースなんだよ!」ジミー「フォーマット?ナニソレ??」
チップくん「例えばノンブルやインデックスとか、本全体に共通する要素があるでしょ? そういう決め事を「フォーマット」というんだ」ジミー「ふ〜ん、そうなんだ」
チップくん「ところで……全部のページに手作業でノンブルやインデックスをつくるとしたら大変だと思わない?」ジミー「わわわっ…!大変だよ〜!」
チップくん「だよね?そんな時に[マスターページ]を使うと本全体に共通する要素をまとめて管理できるんだ!」ジミー「へぇ〜っ!」

本の誌面には「本文」のほか、ページ番号をあらわす「ノンブル」や、今読んでいる章を確認するための「柱・肩」が置いてあるよね! 例えばノンブルはページごとに大きさや位置を変えたりせず、本全体で統一するのが一般的。こういう「全てのページに共通する要素」の位置や大きさ、配色などなど、誌面の基本的なレイアウトを決めることを「フォーマットデザイン」または「フォーマット」と呼ぶんだ!

でも、フォーマットを統一するために、全部のページに手作業でノンブルなどを配置していたら位置がずれたり、デザイン変更があった時に大変だよね!?

そんな時に便利なのが[マスターページ]! ここまで紹介したように、基本になるデザインをつくって、[マスターページ]として登録しておけば、作業中の[スプレッド]にフォーマットを反映するのも簡単! [マスターページ]1つで、誌面全体のフォーマットを、まとめて管理できるんだ!
[マスターページ]を活用すると、[スプレッド]での作業中、フォーマット要素を気にせず、誌面のレイアウトに集中できるからとっても便利だよ!
次回も引き続き[マスターページ]の機能を見てゆくよ!


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