2017年4月17日月曜日

InDesignのページ機能を使ってみよう!【その5】

マスターページの役割

チップくん「うん、それに対して[マスターページ]は誌面に共通するアイテムを置いておくフォーマット用のスペースなんだよ!」ジミー「フォーマット?ナニソレ??」
チップくん「例えばノンブルやインデックスとか、本全体に共通する要素があるでしょ? そういう決め事を「フォーマット」というんだ」ジミー「ふ〜ん、そうなんだ」
チップくん「ところで……全部のページに手作業でノンブルやインデックスをつくるとしたら大変だと思わない?」ジミー「わわわっ…!大変だよ〜!」
チップくん「だよね?そんな時に[マスターページ]を使うと本全体に共通する要素をまとめて管理できるんだ!」ジミー「へぇ〜っ!」

本の誌面には「本文」のほか、ページ番号をあらわす「ノンブル」や、今読んでいる章を確認するための「柱・肩」が置いてあるよね! 例えばノンブルはページごとに大きさや位置を変えたりせず、本全体で統一するのが一般的。こういう「全てのページに共通する要素」の位置や大きさ、配色などなど、誌面の基本的なレイアウトを決めることを「フォーマットデザイン」または「フォーマット」と呼ぶんだ!

でも、フォーマットを統一するために、全部のページに手作業でノンブルなどを配置していたら位置がずれたり、デザイン変更があった時に大変だよね!?

そんな時に便利なのが[マスターページ]! ここまで紹介したように、基本になるデザインをつくって、[マスターページ]として登録しておけば、作業中の[スプレッド]にフォーマットを反映するのも簡単! [マスターページ]1つで、誌面全体のフォーマットを、まとめて管理できるんだ!
[マスターページ]を活用すると、[スプレッド]での作業中、フォーマット要素を気にせず、誌面のレイアウトに集中できるからとっても便利だよ!
次回も引き続き[マスターページ]の機能を見てゆくよ!


4/17……1コマ目と2コマ目を更新
4/19……3コマ目と4コマ目を更新

広告